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全国味噌技術講習会

広島で開催される、全味の二日間の講習会に参加した。広島は青年部のときに一度きたことがあるので今回で二回目。なんとなく参加者が少ないように思えた。内容は次のとおり。

講演 味噌工場における異物混入防止及び安全対策 

㈱フジワラテクノアート 技術営業部 川本孝宏氏

講演 みそペプチドの可能性

鳥取大学 岩崎崇氏

最近の食品表示行政と全味公取協の取り組み

全国味噌工業協同組合連合会理事 磯部賢治氏

今回の講習会で目立ったことは、若い人が多かったことだ。技術会も世代交代が始まっているようだ。フジワラテクノアート社は、昭和8年にもろみ圧搾機の製造から始まった話から、講義は始まった。

最近の選別機の紹介があり、異物除去の進歩の様子が伺えた。色選、比重、磁力、振動フィーダーなどが、その目的と効果について説明があった。

ペプチドの研究は、中央味噌研究所が鳥取大学に委託研究したものだった。拝聴するとなかなか面白い研究のようで、成果が楽しみと思えた。

磯辺理事からは、一括表示ないのみそは必ずひらがなと決まっているという話。一般消費者とは、新聞の見出ししか読まない人を指すものらしい。冷暗所は、冷所(20度以下)という用に具体的な表示をするといい。出し入りみそ、年間100トンの消費量だが、発売されてから30年がたった。大麦には外麦のコンタミが0.1~0.3%あるそうだ。この辺どうなるのかなぁ、、。

守 破 離

守 千龍の芸風、しきたりを学び守る。基本を徹底的に行う

破 既存の考えを批判的に見る。時代の独創性を見出す

離 独自のセオリーを作る。自分の新たな流儀を確立する。

この話で講演会がおわった。

懇親会の後、広島のまちなかに行ってみた。広島のお好み焼きが食べたかったので、近くの店に入ってみた。お好み焼きというと、小麦の粉を溶いて焼き上げるものとの考えを持っていたが、広島の場合、粉の生地は薄くその上にキャベツと焼きそばの麺を載せて焼き上げるようだ。どの辺で味の感動がくるのかと思っていたが、どうも私には小麦粉の量が非常に少ないので、野菜炒めとやきそばを食べているような感じがした。なんとなく物足りなさを感じたが、広島ではこれがおいしいのだといわれた。

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河崎 宏

マルカワみそ

マルカワみその社長を務めております。これからの時代は、ますます命にかかわる「生命産業」が、社会から必要とされることになる。「和食のみそを中心に、食と健康の貢献企業」を目指してまいります。

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